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ホラリー占星術ではルールがあって、鑑定できないことがあります。例えば、月がバイア・コンバスタ(てんびん15度〜さそり15度の範囲)にあるときがそうです。古くから、その時間帯のホラリーチャートの占断は、結果が変わりやすいと言われています。果たして本当にそうなのか、実際に自分自身のことで鑑定してみたのですが、最終的に私も概ねこの件には納得できました。 占いたいことがあるのにホラリー占星術で占えないときどうするかですが、私はネイタル占星術で占えることは占っています。 以前、ホラリーで占うのに迷ったホロスコープがありました。プラネタリーアワーとの関連性が見られないホラリーチャートでしたが、ノード(Mean Node)と同じ度数の天体が3つあり、それが全て質問と関連する天体でした。ホラリーチャートを占っても、十分な情報が出てこないけれども、強烈な宿命的なものがそこにあることは明瞭でした。 こういうとき、どうすればいいのか、ということはいろんな本をみてもあまり書かれていないと思います。ノードが天体と同じ度数なら、宿命的な事柄だというのは、オリビア・バークレイやバーバラ・ワッターズの本に出ているので、そこから考えると、出生図が良いということは想像できます。 そこで、お客様のネイタルチャートから、その年のソーラーリターン図を出したところ、重要なヒントが出てきました。そこには、先のホラリーチャートと同様に、抱えている難題について解決の可否を保証する情報は得られませんでしたが、とても重要な人物が浮かび上がってきました。鑑定が終わってから、お客様の積極的な姿勢と行動が影響して、最終的にその人物を介して、物事は好転しました。後でホラリーチャートを振り返ってみたのですが、物事や人物を表す天体間には、コレクションも、トランスレーションも、ミューチュアル・リセプションもアスペクトもありませんでした。今でもネイタルチャートを参照してよかったと思います。おそらく私が鑑定できる条件を持っていたから、その鑑定依頼があったものと思っています。しかしながら、ホラリーだけで読める方法もあるかもしれないので、今後も調べていきたいと思います。 ホラリーで占えなかったもう一つの事例に触れます。ノードと主要な天体が同じ度数でしたが、アセンダントがサインの終盤に位置していたものがありました。お客様がホラリーの占断だけを依頼されたのですが、アセンダントの度数からホラリーでは鑑定できないことは明白だったので、お客様に鑑定できないことをお伝えました。本当は、ネイタルで鑑定するのが望ましい状態でしたが、その当時のお客様のご要望には、ネイタルはありませんでした。後でこのお客様から知らされたのは、その時期、確かに宿命的な問題に直面しており、それを言わずに、別な関心事を鑑定依頼していたことでした。後日、その宿命的な事柄を占う機会があり、最終的に出生図の鑑定をしました。 2010年5月7日新規
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