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占星術に科学的な要素があるのかどうか。いや、それよりも、天体の動きが本当に地上の出来事と関連しているのかどうか。ここでは一つの鑑定事例と天体の動きを考察したいと思います。鑑定事例を見る度に私は天体の運動と地上の出来事は密接に結びついていると思いますが、皆さんはいかがでしょうか。 さて、このチャートはあるクライアントが緊急に鑑定依頼してきたときのものです。ここでご紹介する質問の内容は依頼者の希望により一つのものに絞りたいと思います。チャートの第7ハウスのシグニフィケーターが逆行していますが、ここでは触れない他の質問の中に第7ハウスが関係していたため鑑定しました。(実際の鑑定では複数の質問を同時に受けて鑑定しています)。 |
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質問の内容: 2日後に今の職場とは別の、仕事の面談の予定があるが大丈夫か。 当日行けない場合、どうなるか。 現在突発的な出来事が発生して、それがどうなるのかまだわからないので、面接のことがとても気になっている。 この仕事が受けられるかどうかは問題ではないのでそれは占わないで欲しい。 Oct.8.2001.A.M.0:51 Day of the Sun Hour of Jupiter 質問者:太陽 面接先:水星 ― 月の動き ― 海王星とトライン(↓過去) 冥王星とオポジット 太陽とトライン(↓未来) 土星と合 金星とスクエア 天王星とトライン 水星とトライン |
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質問者は果たして2日後に面接を受けられるでしょうか。 月と水星(面接相手)がトラインを形成するまでの度数は14度。これだけ見て面接は14日後だとしたら、間違いになってしまいます。 まず、10ハウスの2つめのサインに逆行した土星があるから面談は遅延しそうです。 (土星は実際は11ハウスにありますが、10ハウスの2つめのサインにあり、そのルーラーとミューチュアルリセプションにあり、両者ともに逆行しています)。 質問者の太陽は天秤座でフォール。水星と同じサイン、ハウスにあります。太陽は水星と事を完成させようと合になろうとしていますが、途中で火星とスクエアになります。これは禁制(Prohibition)です。今回、質問者の身辺で起きたある出来事が元で面談が妨げられるだろうことを示しています。火星に示される出来事は確かに質問者の第4ハウスと第9ハウスに示されるもので、辛い出来事でした。火星が冥王星とアンティション、冥王星が土星とオポジションであることが出来事が辛い厳しいものであることを示しています。火星のディスポジターの土星は逆行中で、動きも遅いので、面談の遅延は確定的でしょう。 ここで天文暦を開きます。太陽と水星が合になるのは10月14日。土星が逆行しており(しかも動きが遅い)、水星も逆行しているから面接は14日よりも1〜3日延期しそうです。実際14日は日曜日で、通常の会社が面接をするとも思えません。天体の動きと、逆行という状態を考慮すると、15〜17日頃に面接するのではないだろうか、と質問者に伝えました。 質問者には身辺に発生した出来事の結果を受けて、9日中に面接相手に事情を話すように伝え、延期してもらうように勧めしました。翌日、質問者は面接日の変更を依頼する電話をしたのですが、その場では面接の予定日については特に言ってもらえなかったとの連絡が私にありました。 しかし翌週、15日になって面接をする会社から電話があり17日に面接をしたとのこと。 こうやって、実際に占断してみると、質問者の身辺で起きている出来事は、チャート上の天体やハウスの度数、位置関係だけでなく、実際の天体の動きと深く関わっていることがわかります。 占星術が科学的なものかどうか。これは、占星術の専門知識を、実践と経験をもって会得していなければ、充分に考察できないと私は思います。そして私はあまりそういう考察をしたいとは思いません。天体の動きと地上の出来事は間違いなく関連していると確信しているからです。 2002年1月1日
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