ピックアップ鑑定 過去ログ 2015.1.5-12.31

* 天文データ引用元:天体の位置・・・ソフトウェアPlacidus7.0 作者:Dr.Rumen Kolev
Placidus4.XX、5.XX、Parvusは、6.0と天体の位置などの基本情報は同じです。

2015年12月31日(木)22時50分掲載
12月29日の夜遅くにスクエアを完成した水星と火星は、やぎとてんびんにありました。両者に合意のみられるミューチュアルリセプションです。

年明け早々の1月5日、水星はみずがめ1度、火星はさそり1度で再びスクエアになります。この時は、合意は見られません。各々が自分自身のエッセンシャルディグニティを持っている状態でのスクエアです。その後、水星は逆行し、火星がエグザルテーションするやぎに戻っていきます。

素直さ、親切さは大事ですが、騙されない賢さや強さも必要になりそうです。同時に、疑心暗鬼や猜疑心はよくありません。

自分の理想が何によるものなのか、生き方や姿勢と成す事との関わりがとても大事になると思います。建設的思考は支えになるかもしれません。

2015年12月12日(土)0時30分掲載
12月10日にやぎ入りした水星は、1月2日にみずがめに移動します。
しかし1月5日に逆行を開始して1月9日にやぎに戻ってきます。

2015年の水星は、風のサインに長期間滞在しましたが、この12月を含めて2016年は、地のサインによく滞在します。そこで逆行が起こるからです。

やぎの水星は、集中や専念、耐性、忍耐、徹底、目的や意図の自覚など表します。人生を厳格に見る傾向があります。巧妙さや悪賢さもあります。自分の実力での成功、節約、備えを表します。大志や野心を原動力にします。支配星の土星がいてにあるので、情報はよく確認することが大事になります。自分の成長に忍耐が求められます。慌てて手を抜くとしっぺ返しがきます。

2015年12月3日(木)15時40分掲載
太陽がいてに位置すると、機動性があり迅速に行動します。理想主義であり、自由を好みます。社交的にもなりましょう。一方で気分が変わりやすい側面がありますが、自分の安定した立場の確保のために努力する傾向があります。

クリスマス前になると太陽はやぎに移動します。やぎは勤勉さや厳格さの象徴です。

日本では12月を師走といいます。きっと昔から12月は忙しいのです。

現在火星はてんびんにあり、今年の春分図との関係で、まだ健康や感染症、見えない部分や安全面で特に注意が必要です。良識的に危険な場所には出向かないことで自分や他の人を守ります。どこかで様子がおかしく助けが必要であれば、相応の対処が必要になることもあるでしょう。

木星がおとめ、春分図では第5ハウス内です。この時期は冬場ではありますが太陽との関係で食中毒や衛生面に注意が必要です。飲食のお楽しみが増える一方で基本的な手順や確認が大事です。

太陽と木星の関係から理念や思想の違いをどうとらえるかが重要になります。政治家、弁護士の苦境でしょうか、スキャンダルや対立、組織再編などまだ続くでしょう。それが目立つ時期です。

2015年11月19日(木)17時30分掲載
今日の2時10分頃に海王星が順行に戻りました。位置はうお7度1分です。
ここ数日間、海王星が逆行から順行に戻る留の期間に、こり、冷え、寝付けないなどの症状があった人の中で海王星の影響を強く受けていた人たちは、今朝は少し熟睡できたかもしれません。まだ2-3日留が続くので、不調な方は無理をせず、保温に気をつけよく休んでください。

13日の金曜日に、火星がてんびんに移動しています。ホルモンのバランス、水分代謝に関連した箇所に変調がでることがありますが、ご自分の心身のコンディションを大事にお過ごしください。

今年の日本の春分図で見ると、てんびんは第6ハウスの2番目のサインです。感染症に気をつけるべく、手洗いやうがいを励行して互いに健康を守っていきましょう。働き過ぎは禁物です。

春分図の太陽はおひつじ0度、その反対側に火星が来る場合、闘争や発火など生じやすいです。今年の春分図ではおひつじに天体が4つあり、それ以外にサウスノードが10度にあります。反対側に火星が来ているので、世界中どこにいても身辺について冷静で道理のある判断力や安全管理、健康管理が求められるでしょう。要らぬ口論、喧嘩は自ら諌めたいところです。

2015年11月2日(火)15時00分掲載
本日水星さそり入りです。
11月21日までさそりに滞在します。

占星術では7つの天体を男性、女性、中性の3つに分けていますが、水星は唯一中性です。中性の水星は、合や強い結びつきを持つ天体の性質の影響を受けやすいです。男性的、女性的、良、悪などの性質を帯びますが、良・悪の両方の影響を受けると活発になります。鋭敏、いたずら、計略、偽証を生みます。

さそりの水星は、それだけで困難な仕事に忍耐強くさせてくれます。実戦力があり大変強いです。批判的でもあり、狡猾、懐疑的、議論、争いなどの傾向があります。現在、水星のサインのおとめに金星、火星、木星があります。この影響を受けて、さらに個人の出生図の影響もうけて水星の影響は多様に変化します。

水星は言葉の象徴です。言葉は使い手により良くも悪くもなりますが、動機は大事な要素です。自分の意図に注意して後悔のない使い方をしていきたいものです。

2015年10月20日(火)17時40分掲載
金星、火星、木星が現在おとめにあります。3つがそろっておとめに滞在するのは11月9日までです。

この組合せは性別関係なく、人間の出会いと幸福と結び付く傾向があります。おとめが、きちんとしている、秩序を重んじる傾向があることから、出会いでは礼節が重要になるでしょう。

この3天体が悪く働くことがあります。表向きは礼節や愛情、良き出会いを語るのですが、無断で他人の情報を拡散して社交性を振りまく軽率さが問題を引き起こすことがあるからです。許可なく他人の写真を別人にメールやSNSで拡散すること、他人とやりとりしたプライベートのメールを全文転送することはよく知られた無礼の一つで信用が落ちる要因の一つです。これが原因でトラブルが生じる事例は後を絶ちません。本当の礼節は、自分を大事にすることを知っていてこそはじめて人に対してできることなのかもしれません。

2015年9月30日(水)16時45分掲載
9月下旬以降11月上旬まで、健康と食事は日本では特に重要になります。
肝臓、胆のう、膵臓、胃腸、脾臓、腎臓などの内臓、消化器の健康を意識する機会が増えるでしょう。

著名人や影響力のある人の身に起こることが報道されることがよくありますが、同じ天体配置の元で私たちは生きているので、周囲の出来事が重要なメッセージを含んでいることがあります。一方で、人によって同じ天体配置でも受ける影響が異なることも承知しておく必要があります。

こうした世の中の傾向を悪用した詐欺が出てくるのも同時期の特徴の一つです。

経験の機会は、自分の成長を促しますが、自分の成長を忍耐すること、自分を丁寧に扱うことで、人への接し方もより磨かれたものへと発展していきます。


2015年9月15日(火)18時00分掲載
9月18日金曜日、土星はいてに移動します。
次の内容は、2014年12月20日(土)に掲載したピックアップ鑑定と同一です。過去9カ月間を一度振り返り、新たに前進したいところです。

さそりの土星は、難題を深く掘り下げる傾向があります。頑固で、人生に真面目で、精神面で奥深くを見て、そのことで心がいっぱいになることがあります。変質や変化、憂鬱さがあります。精神面での復活や再生を体験します。

いての土星は、正義感が強く、哲学を研究し、宗教や法曹界への関わりを強めます。母国から離れたい、移住したい衝動が強くなることがあります。理解や知識が足りないと、疑念を強めることがあります。

このような土星の傾向から、土星がさそりからいてに移動した後は、これまで水面下で活動していた何らかの理念を持つ個人や集団が、社会的に見える状態で活動をするとか、海外に進出するとか、母国を離れて自分の人生の再建に駆り立てられるようになります。この種の出来事は歴史上繰り返し起こりやすいです。他の天体などとの関係で、程度がその時代や国によって異なります。

ここで最も重要なことの一つは、理解と知識が何に基づくかということです。これにより衝動や方向性が変化するからです。自分の中に同時に相反する衝動があるとき、自分の心、魂の深部にある建設的な声に耳を傾けて、理解や知識につなげていくことが大切です。自分の魂の声をしっかり把握すると、理想と感情が良く共鳴し、生きる原動力になります。

2015年8月28日(金)16時00分掲載
28日0時45分頃、水星はてんびんに入りました。水星は11月2日までてんびんに滞在します。

てんびんの水星には良い比較能力があります。形状や美の感覚があり、礼儀作法があります。既存の様式の中で創造的に考えることに優れています。他との関係では良い仲介者となります。チームワークや適応力があります。

水星がおとめにあった期間は、きちんとすること、専門的に熟達した能力に基づくこと、配慮や批判がありました。例えばオリンピックのロゴのデザインの問題を通して、私たちはその種の問題を考えてきたと思います。批判は人を罵倒してたたき潰すことではありません。一つの批判が相手の人格の全否定に繋がるとしたらこれは批判に誤りがあるし、批判された側がそう捉えるのも誤りです。社会の中で、一つの創造的な活動について、問題点を明らかにして適切に批判し、議論する中で、物事を改善して発展させることに意義があります。これは創造的活動の一つです。天秤の水星は、創造的です。

2015年8月24日(月)16時00分掲載
23日日曜日19時40分前に、太陽がおとめ入りしました。

ししで自信に溢れていた太陽ですが、おとめではきちんとする傾向が出てきます。正確さを求め、秩序を重んじ、分析能力があります。正確さを求めるので批判的にもなります。誠実です。

度が過ぎると良くないことはあるもので、正確さや批判が時と場合によっては悪くなることがあります。とはいえ、これはだらしなく、自己保身に走ることを助長しているのではありません。例えば家を建築する時、設計がいい加減な家を作ると、家屋が倒壊するなど事故が起こるでしょう。他のことも同じなのだと思います。建設的で、創造的であることが大事になるでしょう。

2015年8月12日(水)14時30分掲載
8月8日4時10分頃水星おとめ入り 28日0時45分頃まで
8月9日8時30分頃火星しし入り 9月25日11時20分頃まで
8月10日20時10分頃 木星おとめ入り

おとめの水星は知識欲旺盛、実際的な考え、辛抱強さが特徴的です。基礎がしっかりとした熟達者の知識、専門能力があります。全体を大きく捉える面は弱い傾向にあります。基本的にきちんとしています。批判的な側面。チームワークは良いです。

火星のししは、形作る能力、確固たる自信があります。冒険の精神があり、事業、仕事や作業に傾注しやすいです。所有権獲得に熱心です。高慢で抑えの利かない激情や情欲があります。

おとめの木星は、倫理意識や道徳観を持たせ、学ぶ欲求、教える能力にも関わります。野心を生みますが、肥大した野心、考えの足りない表面的な批判を生むことがあります。

冷静に実際的に考え、倫理観や道徳観を持って考え行動することがかなり大事になるでしょう。建設的な考えは創造的です。計画を具体化する時に有益に働きます。

2015年7月27日(月)15時30分掲載 7/29更新下線部追加
8月2日15時前に、さそり28度の土星の逆行が終わります。3月14日から逆行していたのでこれが待ち遠しかった人もおられるでしょう。

土星が順行に戻ると、しし28度の木星とスクエア、金星と木星が合になったあとで金星とスクエア、かに28度の火星とトライン、さらには金星と合になった後のしし28度の水星とスクエアを形成します。これが8月7日までに起こります。水星はその直後に木星と合です。

折衝、交渉、議論、調整、責任や原因・問題の追求、苦境、困難、打開策を考えるか逃避、不和、合意、同盟・契約・婚姻などへとつながります。いろんなことが、お盆の前に起こるでしょう。

自分がどのように生きていきたいのか改めて見直し、自分の理想を掲げてそこに自分の感情を同期させながら進んで行きたいところです。

同じ天体配置は健康面への影響も表し、病気の進行を表しもすれば人によっては治癒や回復を表します。人の一生は旅のようなものです。魂の真の目的を達することが大事に違いありません。

2015年7月13日(月)15時00分掲載 17:50更新
やぎの冥王星と、かにの太陽、火星、水星がオポジットです。次の順番でオポジットが完成します。
7/7  0:30過ぎ 太陽と冥王星
7/15 23:10頃  火星と冥王星
(7/15 16:50頃、月と火星が合、17:10頃 月と冥王星がオポジット)
7/16 8:30過ぎ 水星と冥王星

この中でも火星と冥王星のオポジットは要注意です。この2天体の組合せは大きな力を表し、爆発や大規模な岩盤の破壊、壁や崖の崩落、大規模な地滑り、破壊的力による肉体の損壊と結びつきやすいからです。軍事行動、破壊活動にも結び付きます。組織内の闘争など非暴力でも乱暴な行為につながることがあり精神的なダメージを大きくすることがあります。かにの火星には自制心を欠くこと、利己性、感情主体で衝動的に動く傾向がありますが、制御されると困難を多大な努力で突破することに繋がります。

水星と冥王星のオポジットは説得を表します。主義主張の強要もあれば優れたアート作品の世界規模での浸透も起こり得ます。先の火星と冥王星のオポジットと併せて、個人や大小様々な組織、国際規模の出来事などいろんな局面で見られるでしょう。自分の理想がどこにあるかをしっかりとらえて、力の方向を制御したいところです。

ちなみに7日にオポジットだった太陽と冥王星は、力による争い、権力や地位の切望、力を得ることを表します。

2015年6月19日(金)17時15分掲載
ふたごの終わりの方に火星と太陽がありますが、22日の月曜日まで、この2つは同時にその領域にあります。四肢の神経疲労、発熱、腹痛などに注意が必要なので、無理をせずに調整しながら作業や活動をしていきましょう。他の天体配置との関係では生肉類や魚介類など食中毒に要注意です。菌が繁殖しやすいからです。

太陽と火星はその後順番にかにに移動します。太陽は22日、火星は24日です。この影響で、風雨が以前より増える地域と、干ばつになる地域が発生します。今年の春分図との関係では交通機関や低地への水の害が出やすいです。低い場所に水が集中するために地下鉄や地下のお店、低い場所にあるガード下、用水路などは水害の対処を事前に考えておく方が良いです。水かさがあり流れが速いところがあります。

同じ天体配置は春分図との関係で近海での海賊の類による害を表します。外国人を母体としたテロ活動は海と陸の両方で活性化します。爆発や化学兵器が登場しやすいです。同じ天体配置は花火工場や化学工場などの爆発を暗示しています。安全対策が重要でもしかすると未然に防げるかもしれません。海賊を放出して日本を苦しめる国は自国内で反体制派と対峙することがありそうです。これは水面下で起こりやすいですが、一部の報道から情報が入ってきます。

私たちは個人でも集団でも、他人との違いや気に入らなかったことにスポットライトを当てるよりも、そうしたことを承知しながらも、一致点やよい点を見出して社会の中で共存することがこれまでより必要になるでしょう。

2015年6月8日(月)17時00分掲載
6日に金星がししに入りました。
金星は同じ日にしし0度でいて0度で逆行中の土星とトラインを完成しました。

天体が移動して別のサインに入ると、これまでとは違う場所に移ることを表すことがあります。天体が実際に移動した日時の影響を受けることもあれば、その前後に事が起こることがあります。

金星はこれから、月や水星、天王星とアスペクトをとった後、7月1日に木星としし21度で合を完成します。

金星が土星とトラインになった時、体調の急変、困難、責任の大きな仕事などに直面した人たちがいるかもしれません。また逆に、何かが終わった人もいるでしょう。どんなに精一杯のことをしても人間などこの地上のものではどうにもならないことがあります。それがこの世の摂理でもありましょう。

良い心持で摂理を受容しながらも、積極的に良いことをしていきたいものです。

2015年5月25日(月)19時00分掲載
現在サインのふたごに太陽、水星、火星があります。

ふたごは人体においては知力、神経、呼吸、肩、腕、手、血管などを表すサインです。健康面について言えば、この時期、神経疲労や血液の汚れ、疲れて頭が思うように働かない、ということは起こりやすいでしょう。無理せず、休息をとることが大事です。特にこの時期、土星が反対側のサインのいてにあるので、過労には要注意です。

この天体配置は、迅速に仕事をする傾向もあるので健康管理が問われるでしょう。

くつろぎの時間をたっぷりとって、心も体も元気にしましょう。

2015年5月16日(土)17時40分掲載
太陽がおうし第3デカン(20度から終わりまで)に位置しています。
おうしの26度半ばにはアルゴルという恒星があります。

この位置で気をつけたいのは目の保護です。

日差しが強い日に外出するならサングラスをつけるなど保護をした方が良いですね。季節的なものや、現在知られている紫外線による目の影響の問題だけでなく、占星術の立場でも特に気をつけたいところです。

2015年4月29日(水)15時45分掲載
昨日から東京は心地良い暖かさです。3週間前に関東で雪やみぞれが降っていたのが信じられませんね。さて、今日は水星のがらみのお話です。

水星ふたご入りまで間近です。
水星ふたご: 5/1-7/9。逆行は5/19-6/12。

ふたごの水星は、融通のきく考え、多様性や変化を好み適応力があるのが特徴です。安定性に欠きます。読み書き、話すことに優れます。仕事の能力が高く多くの業務や情報処理をする特徴がありますが、一方で神経や四肢の疲労が出やすいです。

働き過ぎ、勉強のし過ぎ、ゲームのやりすぎのような、一つの神経回路だけを酷使するのは良くありません。これまでスマホばかり、ネットばかりやってきた人は、脳内の発達、人間関係の改善、心の豊かさ、自分を創造的活動に生かすべく、他の事にも目を向けて行動しましょう。一番身近なところから一歩ずつです。

2015年4月13日(火)18時20分掲載
今年は水の害や寒さが出てくる年ですが、季節の変化の中で春から夏へ向けて気温は高くなるものです。現在真冬並みに寒い地域は、4月13日を境に少しずつ暖かさを増しながら16日頃にもまた、温和な気温へと変化していくでしょう。(これは気温についてであり、天気の話ではありません)。

備えあれば憂いなし。日頃から災害に備えておくことは大事です。

木星が4月9日に順行に戻りましたね。12月9日から丸4カ月間の逆行でした。
この日に体調や身辺に変化の出た人はおられると思います。順行に転ずるとこれまで停滞していた何かが進みだすことがあります。これは良いことでも悪いことでもそうです。上手く進めば良しです。未確認のことや改善点があることがわかっていたら、早期に対応、対策しておきましょう。その方が事が成就しやすいし、難を最小限に防ぐことができます。

2015年3月17日(火)14時20分掲載
本日19時10分過ぎに金星はおうし入りです。4/12まで滞在します。
金星はおうしに入ると安定します。感情は奥深いところに根付いたものであり、不変性や誠実さが出てきます。物質的な喜びにも関与することから、美や高価なもの、贅沢を好みます。

4/1 火星が同じおうしに入ります。おうしの火星は優れた作業能力や粘り強さがありますが、強い所有欲や所有への衝動があります。報復的な衝動も持ち合わせるのが火星のおうしです。

今年の春分図ではアセンダントがおうしです。金星が位置する間は特に強い気持ちや状態でいられます。春分図で火星は国民の潜在意識、政府の報道、他国、大型動物、見えない敵を表すため、火星がおうしに入る間は折衝や交渉に注意が必要になるでしょう。個人も集団も、穏やかに冷静でありながら現実的な判断が求められるでしょう。


2015年2月27日(金)16時10分掲載
---天王星と冥王星---
天王星は現在おひつじ、冥王星はやぎにあり、3月17日にスクエアを完成します。

今回のスクエアはおひつじ15度17分で起こりますが、その前に火星が天王星と合、直後に冥王星とスクエアになります。この動きは個人でも巨大資本でもたいへんな困難を打破するために全力投球している状況を表しますが、戦闘地域では激戦が起こりやすいです。化学物質による爆発や火山、岩盤の揺れなど起こりやすいです。何らかのエネルギーが出てきます。良いこと悪いことはありますが、一番問われるのは各自の利己性でしょう。そして建設的かどうかです。

天王星と冥王星が表す良い面は、たいへんな努力をして大きな目標を達成すること、新しいものを今あるところに持ち込むこと、新しい環境を構築することです。悪い面は、暴力、不和、破壊活動、銃を誰かの頭に突きつける、決断を実行、事故といった意味があります。(エバーティンによる)。

おひつじがエネルギーの爆発や怒りに関連、やぎは崖に落ちてそこから這い上がる意味から危険な状況に置かれることやそこから這い上がる暗示があります。

2015年2月16日(月)15時30分掲載
---経験の機会---
占星術では、多くの天体が経験することと関連付くことがありますが、中でも最たるものは土星でしょう。土星に水星が関与すると、経験の機会は更に増えます。

1-2月に、水星と土星は3回セクスタイル(60度)を完成させます。
 1月06日 水星みずがめ1度21分 * 土星いて1度21分
 2月05日 水星みずがめ3度47分 * 土星いて3度47分
 2月19日 水星みずがめ4度28分 * 土星いて4度28分

この日かそれに近い時期に何らかの経験をする人、多忙になる人、苦労して何かをやり遂げる人たちはいるでしょう。

私たち人間は、経験なくしてその物事への本当の理解を得ることはできません。経験により事の本質をより深く理解できるようにもなります。経験は、人間にとって尊い機会に違いありません。

2015年1月19日(月)19時50分掲載
2015年の水星の動きの一番の特徴は、風のサインに滞在する期間が長いことです。

みずがめの期間: 1/5-3/13。逆行は1/22-2/11。
ふたご の期間: 5/1-7/9。逆行は5/19-6/12。
てんびんの期間:8/28-11/3。逆行は9/18-10/9。

水星は12サインではふたごとおとめを自分の居場所としています。ふたごに位置するときは、多くのことをこなせる特徴があります。水星は古典占星術では、風のサインで快適に働きます。風のエレメントを構成する天体は水星、土星、木星の3つです。水星はその位置にくると、居心地が良く、影響力を強めます。

水星は言葉、知性、脳、記憶、神経など多くのことを表します。
水星は中性なので、マスキュリン(男性)の天体を伴うとマスキュリンに、フィミニン(女性)の天体を伴うとフェミニンになります。同じように、悪い天体を伴うと悪く、良い天体を伴うと良くなります。両方が混在すると、水星は活発になり、鋭敏になりますが、一方でいたずらや偽証、計略を生むことがあります。今年は言葉や知性など、水星に示されることをどう扱うのか問われる機会が増えるかもしれません。

2015年1月5日(月)17時20分掲載
金星が3日の夜遅くにみずがめ入り、水星は5日午前10時過ぎにみずがめに入りました。水星は途中で逆行するので、みずがめ内での水星と金星の合は完成しません。みずがめの支配星の土星は、いてにあるため、水星と土星、金星と土星のセクスタイルは完成します。

水星と金星の組合せは、愛や芸術、アート(技術など)を表します。
良く影響しているときは、恋愛のことを考えるとか、アート(芸術や技術)での成功を表します。悪く影響するときは、浪費に走ります。

水星と金星の組合せは、喜びで浮かれた状態を表しもします。これは良くも悪くも出てくることがあるものですが、土星の影響があると責任感と落ち着きが出てきます。いての土星は、責任感や真面目さを添えてくれるでしょう。いては理想に奔走する傾向もあるので、楽しくて仕方ない場合は、今一度予算と支出の確認をされても良いでしょう。確認して損はありません。

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