ピックアップ鑑定 過去ログ 2016.1.12-12.24

* 天文データ引用元:天体の位置・・・ソフトウェアPlacidus7.0 作者:Dr.Rumen Kolev
Placidus4.XX、5.XX、Parvusは、6.0と天体の位置などの基本情報は同じです。

2016年12月24日(土)14時00分掲載
冬至の日に太陽がやぎに入りました。
現在、木星はてんびんにあります。
木星にとってやぎはフォールになるところ、太陽にとっててんびんはフォールになるところです。この位置関係で1月12日に太陽と木星はスクエアを完成します。

この関係は次のことに注意を促しています。
・うぬぼれや傲慢な態度による対立。
・自分がいる国での違法行為。
・体に悪いものを取込むこと。

3番目は食中毒だけでなく、薬なども含まれます。やぎやてんびんを考慮すると、変わったものを飲食することで厄介な病気にかかり、目や内臓に負担をかけ、脚の皮膚か四肢の皮膚になどに症状がでることなど表します。冬休みに向かいますが、基本的なことは気を抜かないでしっかりと自己管理すること、上長の適切な指導には賢明に従うこと、責任ある立場の人は周囲の情報や声をよく把握して適切な判断をしていくことが重要になるでしょう。

2016年12月12日(月)19時00分掲載
ひどい習慣について。

幸運をもたらす木星は人を正当に評価することがありますが、時々実力以上にその人を見せてくれます。知名度、すばらしい社会的地位と成功、財産などもたらしてくれます。ご褒美をくれるのです。

人の成功や失敗は、上辺とは違う意味を持っていることは時々あります。成功のただ中を歩いているはずが深刻な問題の始まり、ということはあります。逆に失敗したことで翌年迎える苦難が事前に軽減されて、問題に向き合う機会を得ることもあります。他人の人生は見かけだけでは判断できないものです。

日常の何気ないこと、対人関係、食事、動作、言葉、なんでもそうですが、改善が必要なのにそれができず習慣化していることがたまにあります。そこには木星が関与していることが多々あります。

木星を土壌にして悪い習慣が育ってしまった場合、厳しい出来事が起こることがあるかもしれませんが切り替える機会を大切にしたいですね。上辺ではない本当のところで改善したいものです。そこには内なる平和があるでしょう。

2016年12月3日(土)1時00分掲載
12月3日6時15分過ぎに、水星がやぎに入ります。
12月19日20時頃に逆行し、1月4日22時55分過ぎにいてに逆戻りです。

やぎの水星は集中、専念、徹底的、耐性、忍耐、目的や意図の自覚、論理的、人生を厳格に捉える傾向など表します。難題を解決。メランコリー、巧妙、熟練、悪賢さ、自分の実力での成功、節約、備え、経済的。野心や大志があらゆる活動の原動力です。

やぎの水星の意味に自分の実力での成功がありますが、理由は、やぎで木星がフォールになり影響力を持てないからでしょう。木星の影響力がないので実力以上に自分を見せられないのがやぎの水星です。等身大の自分を受け入れて、今あるところから一歩踏み出すのに良い機会といえるでしょう。崖を登る山羊の強さがここに出てきます。崖を登る山羊の写真を見るとただ者ではないこと、一目瞭然です。

2016年11月22日(火)02時50分掲載
現在の天体配置は、聴くこと、聞き分ける大切さを伝えています。

これは人間同士のこと、人と動植物、人と環境の関係も含まれます。何よりも自分自身の肉体や心、魂の本当の声を聴くことです。邪気に支配されないように建設的思考を持ち、誤情報に踊らないように理性と知力を使うことも必要でしょう。

精神世界への関心が過度に強いとき、精神さえ強ければ強靱な肉体であり続けると勘違いすることがあります。その結果自分を押し殺し、我慢し続け、心や体が悲鳴を上げて肉体面でどこか発病するかもしれません。精神は神聖ですが、それが宿る肉体も尊いものです。だからこそ自分の中の声を聴くことが大切です。

心の傷が大きく一歩踏み出せない時は、自分で自分の悲しみを聴きとり、耐えてきた自分を慈しんであげましょう。他ならぬ自分自身が一番よく知っているからです。涙により癒える傷もあるでしょう。人生はすべての人にとって学びの場です。あまり深刻になりすぎないように、聴きましょう。

2016年11月14日(月)00時45分掲載
日常生活の大切さ。

私たちの体は、食べ物と思いによって作られています。毎日食べるものが、肉体を作り上げていきます。心に憎悪や嫉妬があれば、体の中に毒素が出てくるものです。良い心持ちであれば、体は穏やかです。

基本的な日常を丁寧に送ることの大切さ、そこから得るささやかな幸せを享受したいものです。それが自らを作る基本や土台になるからです。

12日の土曜日に水星がいて、金星がやぎに入りました。日本の今年の春分図に重ねてこれを読むと、建設的な想念をもち、適切な言葉で表現することがとても大切になります。辛辣な表現に気をつけましょう。健康と衛生、動物のこと、公共や社会のことにも目を向けましょう。日常生活を大事にしましょう。

2016年11月6日(日)23時50分掲載
心と体の両方を労わりましょう。

今週は、感染症に注意しましょう。手洗い、うがい、衛生管理を重視しましょう。疲労に注意して、栄養をとり、保温に努め、よく睡眠をとりましょう。

この種の健康管理は日常的に重要なことですが、今週、日本は特に春分図との関係でこの時期に風邪や感染症が広がりやすいからです。

鏡を見たら、笑顔を作りましょう。あたたかな心は周囲に少しずつ広がりを持つでしょう。体の内側から元気になれることがあるかもしれません。私たちは目に見えないところを含めて地球上の沢山の人と関わり合いながら生きています。自分も他人も酷使せず、大事にしていきましょう。

2016年10月26日(水)12時45分掲載
物事の開始に良いタイミングについて。

古くから、例えば、月と水星が合やスクエアの時に学びはじめると良い、といったような占星術上の型があります。10月の中旬は水星がてんびんにあり、てんびん自体に物事を新規には始める意味があったので何か始めた人はいると思いますが、個人の出生図によっても相違があるので例えば、水星がさそりにきて事を開始する人もいます。どちらも出生図と良い状態で合致するなら、とても良いわけです。

だいたい良いタイミングをとらえている場合、自分でもうまく流れに乗っていると思うでしょう。好機をとらえて楽に事が進む場合、木星や金星を伴い、良い建築物を建てている時は強い土星が味方であり、競技で力を発揮するときは火星を伴うことがあります。これは本人の意思による選択の結果と努力の結果故です。

2016年10月16日(日)14時00分掲載
火星は9/27-11/9までやぎに滞在します。

火星は発疹や発熱と関連しているので、この時期は赤い発疹、水疱、虫刺され、かゆみなどで悩まされる人はいるかもしれません。

今年の春分図との関係では、発熱か発疹の出る病気がこの時期に日本で見られます。また、性病の流行が見られます。ご注意ください。

今年の日本では水害や長雨の影響で家屋の劣化が生じやすく、かびが出やすいので、換気、清掃、修理は健康維持の上で大変重要です。お金や労力のいる作業でたいへんですが、これが健康上たいへん重要なことが出ています。

火星は勇気や筋力とも結びつく天体です。良い決断をした場合、実行面で力になります。環境や状態の改善では識者の知恵を借りることが必要なケースがあります。専門家の知恵を聞くゆとりを持ちたいところです。

2016年10月3日(月)20時30分掲載
今年も早いもので10月です。今月は基本方位を表し、物事を短期間に推し進めるカーディナルサインに6つも天体が入ります。

おひつじに天王星。
てんびんに太陽と木星で、10/7-25まで水星も入ります。
やぎに火星と冥王星。

火星と木星は10/6にスクエアです。この時期の前後は率直な意見交換や議論で互いの空気が晴れ渡ることがあるでしょう。しかし相手を支配する、干渉する、感情をぶつけて自己満足するような、思慮の足りない暴言は周囲にも本人にも破壊的です。

火星、木星、冥王星が生み出す3つの組み合わせはどれも、爆発と関連があります。火や熱いもの、燃焼性の高いものの扱いに注意しましょう。戦闘地域をはじめ、治安が心配されるところでは、身の安全に気を付けましょう。工場の安全管理、船や橋、トンネルの安全点検をする人は自分の安全、避難経路を確認して手順を踏んで作業しましょう。

今月の天体配置は、読書、料理、スポーツ、趣味のこと、起業、農作業など多くのことを表しています。多面的で建設的で発展的です。屋内も野外も良いですが、今年は流木が多くなる年なので、天候にはご注意ください。

2016年9月25日(日)15時15分掲載
22日に太陽がてんびんに入り、現在てんびんには太陽と木星があります。

てんびんには、新しい、という意味もあり、人によってはこの時期に心機一転する人もいれば、これからの変化に向けて選択肢の最後の決断についてよく調整をはかる人もいるでしょう。大事なことの一つは、自分の本当の心に正直であることです。

9月後半と10月は特に、堕ちることで苦悩する人が出てくるでしょう。性欲と肉欲、自分自身の扱いについて悩む人が出てくることがあります。自分を丁寧に扱うことが最終的に課題になるのかもしれません。自分に礼節がなければ他人にも礼節を示すことができず、自分の欲求やわがままのために暴走します。人は離れ、新しい場所を探さねばならない人も出てくるでしょう。

この秋、新しいところで新規スタートをする場合、これまでと同じように、各々が積み重ねてきた結果に基づいたスタートになります。発展的な前進もあれば、躓いてのやり直しもあります。この中で大事なことは今いるところから一歩スタートすることです。過去や他との比較ではありません。

2016年9月9日(金)20時45分掲載
本日20時20分より少し前に、木星はおとめからてんびんに移動しました。
影響力が弱まりやすいおとめから、自分の性質に合致したてんびんへの移動です。

てんびんの木星は、正義感があります。おおらかで会話の才能があり、社会的接触を楽しむ傾向があります。表にでて人と会うことだけが社会的とは限りません。柔軟に社会と関わるでしょう。他の人に依存することがあります。

てんびんの木星は人気があり、受けが良いです。公共事業に参加する傾向があります。現在土星がいてにあるので、一部の公共事業は勢いを増すでしょう。

これからの季節、美しい景色や清らかな空気を楽しめるでしょう。一方で高所での突風や流木などの天候による害には注意が必要です。また、家内安全を心掛けましょう。健康面では流感や発疹の出るもの、喉にくる感染症、食中毒に注意が必要です。手洗い、うがい励行です。

2016年8月30日(火)1時50分掲載
30日11時5分、金星はおとめからてんびんに移動します。
てんびんは金星の本来の居場所です。

おとめの金星は、道徳的に純潔であるべきなのか、どうしようか躍起になる面があります。優柔不断です。タガが外れた行動をする時、これは良いことなんだと言い訳してくるかもしれません。(開運に繋がるとか、自己保身の嘘をつくことがあるかもしれません)。

てんびんの金星は友好的で愛想が良く、人と上手に接します。しかし、周囲に愛情や好意をばらまく危険があります。

恋愛なのか、単なる発情で接してきているのか、よく見抜くことが大事になります。

2016年8月22日(月)14時35分掲載
今日22日18時8分頃、水星はおとめ26度で木星と合になります。
2つ特徴的なものを書きます。(合の日時に事が起こるとは限りません)。

1. ペルシャ占星術でこの2天体の組合せは、家屋や公共設備の上下水道の設備の不具合です。修理が必要になることがあります。
2. 水星主導による事の遂行か、不和が起こります。前者の場合、例えば税金未払い者への税務署の粛々たる対応、例えば穀類など食糧の無駄を省き管理を改善することなどです。後者は考え方の違いによる決定的な不和です。

後日28日木星はおとめ28度で金星と合。この位置の合は、金星にとってはおいしそうに見える罠があるようなものです。適切な判断力が求められます。そうしないと後悔しやすいです。

翌29日、水星は金星と合です。ここでは合意があります。金星は元気づけられるか、大事な何かに気付くことがあるでしょう。直ぐに自分の居場所のてんびんに入り、水星とは連携していけますから、木星と接触した時に判断を誤ってはいけないです。

30日、水星は逆行に転じますが、9月3日に木星とおとめの中で合です。いささか疲れのある水星ではありますが、過去の木星と金星の合を受けた結果、調整したものを木星に示すでしょう。木星は後日てんびん入りしますが、そこでどうふるまうかが問われます。尊大さは致命傷になります。9月1日のおとめ9度での日蝕は、たいへんな影響力を持っていることは間違いありません。水星はその後身辺に気をつける必要があります。

2016年8月13日(土)1時30分掲載
8月13日19時27分頃に土星はいて9度46分で逆行を終え、順行に戻ります。前後2日ほど留の状態です。

土星はここ2週間ほど動きが特に遅かったわけですが、そうした中で8月3日に火星がいて入りしました。いての第1デカン(0-10度)は、闘争との結び付きが強い場所です。戦いや勇気、暴力や暴力への対抗と関連します。高熱やスポーツの怪我などにも注意が必要です。

火星が土星と共にあると、良い時は困難打破ですが、悪く作用すると怪我や事故、不幸な出来事、争いが起こりやすいです。病では感染と生存環境が脅かされる出来事と結び付きやすいので、日常的に衛生面では気をつけましょう。手洗いやうがい、調理するもの、肉類など基本的な扱いに気をつけましょう。山や海での安全、悪天候、高波、突風に要注意です。海や山、高所の軍事行動、自然災害、感染症に気をつけねばならない国があるでしょう。

体調が悪い時は無理をしないことが大事です。

2016年7月29日(金)17時30分掲載
今日、20時過ぎにふたごの月はいての土星とオポジット、その後海王星とスクエア、30日16時過ぎには木星とスクエアです。

月と土星とオポジットの象徴の一つは別れです。不和や別離と結び付きます。月と海王星のスクエアは、気が滅入り自分が不利に感じられることがあります。しかしそれが本当に不利かどうかは別の話で、問題の本質は他にあるかもしれません。

その後、月は木星とスクエアですがこの位置は苦労はあっても合意に至りやすいです。

簡単に書くと、別れて気持ちが塞ぐものの別の良いことがある、という流れです。離れて良かったとなるかもしれません。離れてから不和のあった場所のありがたみに気付く人もいるでしょう。しかしそこには戻ってはいけないこともわかるでしょう。

2016年7月19日(火)13時30分掲載
今週の天体配置から、心の隙、気の緩みと、未然に防ぐ大切さについて触れたいと思います。

現在しし10度に水星、8度に金星があり、この2天体は順番に土星とトラインになります。水星と金星や喜びやアート、はしゃぐ気持ちをよく表します。水星と土星は、真面目さや方向性をもった考え、苦労、旅行、不誠実さを表します。20日にトラインを完成する金星と土星は、自由奔放か責任感のある言動かです。

気が緩むと、社会の中で犯罪に相当するものに手を出すとか、倫理上問題のあることを実行しやすいでしょう。一方で冷静に分別を持つなら後に繋がる建設的な行動ができます。

現在の天体配置の怖いところは月末の水星とさそりの火星がスクエアという点です。一波乱あるでしょう。健康面で無理が出る、スキャンダルになる、犯罪の露見、あるいは、機転を利かせて準備通り前進する、という動きが出てきやすいです。政治、経済、国の象徴やトップや、国民全般について、健康や衛生面に要注意の時期でもあります。国際的には治安面で注意する時期です。振り返ると7月中旬から後半の安全面の管理や仕事ぶりが問題になることがあるでしょう。よって責任感のある言動がとても大事になります。

2016年7月11日(月)12時25分掲載
今週の天体配置から、軌道修正、気持ちを整える大切さについて触れたいと思います。

先週の8日、かに16度の太陽が冥王星とオポジットを完成しました。太陽と冥王星は、開拓者を表し、人生における突然の成功、摂理による別れなど表します。その太陽があるかにのサインの後わりの方を金星と水星が移動しています。12日14時35分頃、金星はしし入りです。

金星と太陽はアスペクトは完成しないもののディグニティを交換する関係になります。その間、月や他の一部の天体とアスペクトを形成していきます。この動きの中に調整が含まれています。

7月15日前後は、物事を多面的に見るようにした方が良いことがあります。というのは方向性を見直し、気持ちを整え歩み出す前に、物事を建設的に捉えるか、否定的に捉えるか心や感情の根深いところを見て感じ取る機会があるからです。利己性や制御できない感情に身を置いてしまうと、自分自身が苦悩します。建設的思考を持ち、自分を総合的にみるなら、周囲の状況も客観視しやすく、地獄のような囚われの感情から抜け出せるかもしれません。その囚われの沼のような場所を一歩出ると、気持ち一つでこんなにも人は視野が広がり変われるのかと楽になれる事があるかもしれません。

2016年6月29日(水)14時05分掲載
30日午前7時25分頃、さそり23度の火星は順行に戻ります。この前後1日は留です。
火星は4月17日にいて8度54分で逆行し、その後さそりに戻ってから順行です。

逆行から順行に転ずる時の留は、過去の障害や悪いことを示します。何か起きている悪いことは過去の出来事なのです。この留は順行ほどではありませんが、良いことを示します。病気の場合再生・回復の力、苦痛や困難を伴ないながらゆっくりと回復する、完全な回復と言えませんがそれに近いことが多いです。

もっともこれは、出生図との関係で万人について回復が見込めるのではなく、条件のある人が該当します。またホラリーなどによる占断にもよります。しかし何らかの大事な変化の兆しがあることでしょう。その後自分の居場所であるさそりで順行していく火星は、力を増しながら前進していきます。人々が勇気を持ち前進する点では良いです。一方で治安と天候には注意する必要があります。

2016年6月20日(月)12時40分掲載
21日朝7時30分過ぎに、太陽はかに入りです。
かにの太陽は豊かな感受性と感情があります。受容力に富み、理解力、夫婦愛、慈悲深さが特徴的です。内面を見る傾向があります。人生に浮き沈みのような変化があるのもこの位置の太陽の傾向です。

私たち人間は、体験・経験を通して学びます。良いこと悪いことを含めて全てを学びの機会として捉えていくことが大事なのでしょう。

天候関係ですが、サインのかに全体は「よい天気・暖かい」領域です。しかし、この領域は灼熱を持ち込んできます。サインを三分割すると3つのデカンに割り当てられますが、第1デカンは息苦しい・地震・霧、第2デカンは温和、第3デカンは風に対応しています。太陽が第1デカンに来ると毎年必ず地震が起こるのではありません。これは歴史的に見ても明瞭です。しかし今年この時期に、今一度災害について見直し、備えておくことは有効です。恐れ、不安を募らせるのではなく、備えて日々を大切に過ごすことの方が大事に見えます。

2016年6月13日(月)10時30分掲載
今朝の8時20分過ぎに、水星はふたご入りです。
これまでは火星とオポジットの位置にあり、悩まされる(アフリクトされる)状態にありましたが抜けだして水星は自分自身のサインに入りました。

長らく停滞していたこと、これまで批判的になってばかりいたことについて、視点を変えて考えることがでてきやすいです。自分の負の感情にとらわれ過ぎて見えなかったこと、頭の固さが原因でわからなかったことの中で、急に見えることがあるかもしれません。月との関係から、今日は視野が広がりやすいです。2-3日すると過去の自分の利己性に基づく心の問題が見える事があります。自分に疑問を抱くかもしれません。

自分の心の中から平和になることが大事なのでしょう。

水星は土星とオポジットの位置なので、忙しくなる人、経験の機会が増える人、旅行や出張など移動の機会が増えやすいです。

2016年6月2日(木)12時30分掲載
本日正午前に、月はおうしに入りました。
同じおうしに現在水星が位置しています。月と水星の合は学び始めに良く、読むこと、書くこと、話すことにも良いとされています。おうしは不動宮で安定しているので、安定的に進めたい時にはこのタイミングを捉えるのも一つの支えになるでしょう。

水星は火星とオポジットの位置にあります。オポジットを完成するのは10日で水星がおうし25度の時です。

この2天体の組合せは機転、批判、中傷、嘘、いたずらのような知性や情報に関連したものがあります。良い面と悪い面の両方がありますがどちらを選ぶかは本人次第です。

他人への中傷、嘘、他人のものを横取りするための悪事など露見しやすいです。

結局、天網恢恢疎にして漏らさず、なのでしょう。

2016年5月18日(水)1時00分掲載
22日(日)22時頃、おうし14度の水星は順行にもどります。最初の数時間は留です。

これまでと少し流れの変わるものが出てきます。停滞していたものが進みだすこともあれば、しっかりと準備をしてきたものが進みだす暗示もあります。受け身でなく、自分の考えが変化して勇気をもって動き出すこともあるでしょう。

5月26日に木星と土星がスクエアを完成します。この2天体は理想と忍耐の象徴です。身体では肺、肝臓などとも密接です。憤慨や憎悪の想念は、肝臓や胃腸、消化器系に悪い影響を及ぼしやすいので努めて避けましょう。いろんな状況で疲れている方々が沢山おられると思います。出来るだけ無理をせず、心も体も労わっていきましょう。どなたにも心の内側から平安がありますように。

2016年5月2日(月)10時00分掲載
おとめ13度で現在逆行中の木星は、9日に順行に転じます。

この位置の木星は、古典占星術ではタームのエッセンシャルディグニティがあります。これは、自らがある程度の影響力を持って主体的に行動できる面があることを表してもいます。このタイミングで何かを急に始める人たちが出てくるでしょう。おとめにあるので、人によっては知識の習得に関することです。

新緑の季節で、葉が大きくなるこの時期の学習は、得るものがあることでしょう。

5月11日はおうしの金星とおとめの木星がトラインを完成します。幸運の象徴です。

2016年4月18日(月)14時00分掲載
昨日17日にいての火星が逆行しましたが、今日はやぎの冥王星が逆行に入ります。

私たち人間は何人も一人だけでは生きていけません。社会や集団の中で生きていきます。人との関わりはとても重要です。また、その中で成長することが多いです。一方で自分一人の時間も必要で大切です。

人との関わりで、人から害を受けることもあれば、助けられることもあります。干渉やおせっかい、有害な行為を断ることは大事です。一方で良い交流に感謝することも大切です。最終的に他の人が自分に何をしたのか、ということよりも自分が何をしたのかの方が重要になります。それが自分自身に「残る」からです。

2016年4月5日(火)20時30分掲載
天体がサインを移動すると状況が急に変わることがあります。
太陽がうおの終わりからおひつじに入ると昼が長くなり始め、大地が勢いづき、蒔いた種が良く育つようになることもそうした事例の一つです。人間の社会も節目を迎えて活発になる傾向があります。

4月6日は、水星がおうし入り、金星がおひつじ入りです。更に月もおひつじに入ります。人によってはこれまで何かと待たされていたことのいくつかが動く事があります。実務が進むこともその一つです。

天体が一つのサインの終わりにあるときに妙に急かされた感じになること、待たされると感じることなどないでしょうか。これはいろんなサインの終わりの4-5度程度の範囲を火星か土星が司っているためです。チャンスを捉える事も大事ですが、様子を見て待つことも大事です。この辺りの判断力が吉凶に作用することがあります。自らを磨きたいところです。

2016年3月24日(木)21時00分掲載
3月25日金曜日18時40分より少し前に、いて16度24分で土星逆行開始です。最初の2-3日は留です。

4月後半は、逆行パレードです。土星が逆行しているところで、4月17日にいて8度の火星、18日にやぎ17度の冥王星、29日におうし23度の水星が逆行開始するからです。

世の占い師の中には逆行はとにかく悪いと言い切る人もいますが、出来事やチャート次第です。逆行で回復に向かうこともあれば、逆行で人が戻ってくることなどあるからです。

今回の逆行も意味や出来事は多いでしょうが、弱いところを強化すること、性急さがあれば忍耐すること、決断力乏しければ勇気を持つことは求められるだろうと思います。自分の動機、衝動、方向性を見直し、より適切な方向を見定めることも大切になります。

火星と土星の逆行と言えば、2014年にもありました。当時足並みそろえて逆行しています。2014年3月2日から5月20日、火星はてんびんの中で逆行しました。同年3月3日から7月21日まで土星はさそりの中を逆行しました。当時のことが今回参考になるケースもあるかと思います。

2016年3月14日(月)15時20分掲載
木星が支配するサインに、現在、太陽・水星・金星・火星・土星・海王星が位置しています。木星はおとめにあります。

金星と火星に着目します。12日土曜日に金星がうお入りしました。うおの金星には、愛への憧れや切望があります。金星単体で見ると感情と性の生活になりやすいです。時折自己制御し難く誘惑されやすく、影響を受けやすいです。しかし、他の天体の影響を受けていますから、何人も常にそうなるわけではありません。金星がうおにあることは、人間が性を持って生まれていること、深い感情やエネルギーの一つに性が関係していることを改めて教えてくれるのです。

火星は3月6日にいて入りしました。いては海と山を表すため、今年の占いには海と山の荒れや戦闘を表現したものが増えます。実際にそうなるところが出てくるでしょう。ただこの火星は、同じいての土星と合にならずに途中で逆行してさそりに戻ってしまいます。作戦練り直しです。8月3日に再びいてに入り8月24日に土星といて9度で合になります。それまでの期間、スポーツ競技であれば激しい戦いが繰り広げられるでしょう。前回この2天体が合になったのは2014年8月26日です。

2016年3月3日(木)16時50分掲載
3月23日、おとめ16度の逆行中の木星はいて16度の土星とスクエアになります。

おとめの木星は、倫理観、道徳的価値観、組織化する能力、学びたい衝動、教える能力、野心、調和のとれたチームワークを表します。一方で、度を過ぎた野心が見られることがあります。気楽で考えが足りず、表面的な批判が出てくることがあるのもこの位置の木星の特徴です。

このような傾向をもった木星がいての土星とスクエアになると、鍛え直し、やり直しとなるか、何かが構築される、有益なものに繋がることになります。木星と土星の同じサイン内でのスクエアは5月26日にもありますから、1回では終わらないということでしょう。

学び教えるという観点で言うなら、考えれば基礎を少し理解した段階に過ぎないのにすべてを制覇したと勘違いしてしまうなら、このような時期に自らの考えの甘さを痛感することになるかもしれません。自分の理想と忍耐力を確認する良い機会に違いありません。

2016年2月19日(金)16時20分掲載
本日19日、14時30分過ぎに太陽はうおに入りました。

うおの太陽は控え目で受容力があり、吸収力、同化力があるのが特徴です。いささか気まぐれです。忍耐強さはあるものの、怠慢さや不注意が出ることがあります。心地良いものを好みます。この位置の太陽は秘密主義になる性質があります。うおの太陽は自己否定、自己制限をする一面があるので、否定的になり過ぎるといろんな取り組み、人生が困難になりやすいです。

周囲の評価や見方を吸収する一面は、よく働くこともあれば、自己否定につながることもあります。自分を客観視すること、不要な自己否定を排除することが重要です。他人の評価に依存しない自分を持つこと、自分自身を知ることが大事になるでしょう。

上記の太陽うおの傾向を社会全体で体験する出来事の一つがこれからあるでしょう。3月9日にうお18度で日食があります。日本では部分蝕になりますが場所は第10ハウスです。政府や首相、内閣、日本の象徴の位置ですがこれは国民自身の社会的な物の見方、考え方を表す場所でもあります。

2016年2月13日(土)18時45分掲載
2月14日朝7時45分頃、水星は順行してみずがめ入りです。

みずがめの水星は進歩的な考え、発明や改良に興味があります。沢山の計画、状況を瞬時に把握する特性があります。個性的な独創的な判断が特徴的です。集団よりも単独で作業したがることがあります。空想的考え、大いに楽しむ傾向があります。主催者、まとめ役、改革論者などを表します。

ここ1カ月ほど攻撃的な戦略、暴露などがありましたが、今度は長期戦で作戦を練るような方向に事が移行しやすいです。善悪どちらの側の知性にも計画と空想を楽しむ傾向があります。

引き続きセキュリティ管理に注意が必要です。横領、知的所有権の侵害、成り済ましなどの悪事が一部で横行します。一部は早期に露見し、今年のうちに居場所を追われる人が社会や各分野で目立つことがあります。知識の目的を熟慮して人生を歩むことが問われます。

安全面では海も山も注意が必要です。転倒、落下、突風、雪崩、滑落、増水、高波、雷に注意。感染症予防のために保温と保温に気をつけ、手洗い、うがいを励行しましょう。

2016年2月1日(月)19時30分掲載
2月4日は立春です。
4日は太陽がみずがめ15度に来ますが、日差しに季節の変化を感じる頃です。

2015年の春分図では火星が特に天候に関与することが出ていました。昨年の春分後の日照不足や冷害、霜がそうですが、この冬の低温と水の害もそうです。第12ハウスと7ハウスの支配星の火星は、春分時は12ハウスにありましたが現在は第7ハウスに来ています。ドミサイルで第1ハウスとオポジットです。引き続き自然からもたらされる災害、不審者や強盗、海外の動きに気をつけたいところです。

雷や火花の暗示もあります。海外の方が起こりやすそうです。
1月12日のピックアップ鑑定にも書きましたが引き続きセキュリティ管理に注意しましょう。感染症予防のために保温と保温に気をつけ、手洗い、うがいを励行しましょう。

2016年1月21日(木)16時10分掲載
本日、0時30分頃に太陽はみずがめに入りました。

みずがめは古典占星術では土星が支配しています。やぎとみずがめ、どちらも土星が支配していますが、土星が最も力を持つ場所がみずがめです。太陽はここでは力を弱めます。季節で見るなら、この時期は日照時間が短く北半球では寒さが厳しいということでもあります。

このような季節の傾向をうまく取り入れながらも、一つの見方を洞察なしに短絡的に当てはめないのが古典占星術です。出生図を読む際に、太陽がみずがめにある人は力が弱い、太陽が損なわれているから出世できない、という鑑定はしません。

みずがめの太陽は、良い観察者を表し、適応力があります。今年の日本の春分図では報道の正確さが問題になることがあると出ていますが、今の時期は冷静に、視野を広げて考えると本質や本当のことが見えてくることがあるでしょう。

2016年1月12日(火)15時20分掲載
私たち人間は何でも全て運命によって行動を規制されているわけではありません。
おかれた状況下で、意思の選択が可能なことはよくあります。
心持ち、気持ちの切り替えも可能です。また、意識的に何かに気をつける、何かにとらわれ過ぎないことが大事になることもあります。

現在土星はいての第2デカンを進行中です。いて第2デカンは月が支配しています。この1月は24日日曜日まで、金星がいてを順行で進み続けます。金星はその後やぎに移動します。

これから2週間は、物事を楽観視し過ぎないように気をつけながら、建設的思考でいるといろんなことがとても取り組みやすくなるでしょう。

火星と水星の関係から、セキュリティや情報管理はしておきましょう。

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