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2019年3月17日23時00分に掲載した2019年の日本の動向です。
四季図より、春分図を使用しました。 (天文データ:Placidus 7.1使用)
天変地異は、通常は春分図だけを使って読むことはしないので、ここには掲載していません。


2019年の日本について(春分図)


● 天皇交代
日本の2019年は、国家の伝統的な象徴の代表者の交代の年です。
法律、神殿(神社など)において世代交代の準備が開始された後に春分を迎えています。

天皇陛下の御退位と皇太子殿下の御即位は春分図に出ています。退位の表示は明瞭です。特に明仁今上天皇の出生図の情報の一部が春分図に表示されていることから、宿命的な交代です。国内と海外の多くの人に祝福されるでしょう。

長期間国家のために身を捧げた方が退く天体配置です。今上天皇の退位に限定されず他の分野で日本のために尽力した人が地位を退くことも該当します。天皇退位の表示は、日本が今年受ける自然災害の印と一部同一です。日本で生じる自然災害の凶意が、天皇の退位と一部置き換わるようにも読み取ることができ、ご自身の存在をどこまでも日本に捧げつくす印であり、退位が生じる場合天意と共に今年を迎えていることになります。こうした一連の動きは歴史的な日本の神社の存在、配置と関連し、一部の国民の間に自然や神仏への畏怖や関心が高まる出来事となります。

今上天皇への国民の支持は高いです。無関心と不支持は1割未満ですが敵意は見られません。

● 政権交代の有無
今年は現在の与党が力を強めます。政権交代は起こらないでしょう。

● 憲法改正の議論
第198回通常国会(1/28-6/26)の中で憲法改正に触れるのかもしれませんが、10月下旬から11月21日頃に改憲か議論の印が強くでています。周辺情勢、外交問題、国民自身の問題としてこの時期にはっきりと向き合うことがありそうです。

● 政治面での流れ
今年は、最初の3か月に主たることが推し進められます。その中で重要な案件が後半に組み込まれていきます。国会の常会後に施行されることなどが後に大きな影響を及ぼしていきます。自然災害と消費税との関連、情勢に応じて一部の計画を再検討しながら事が推し進められます。

● 内閣支持率
春分直前か春分頃より支持率は上がりやすいでしょう。天皇交代の行事が影響すること、国際情勢、海外からの評価、2020年のオリンピックの影響で内閣が維持されやすいです。しかし、自然災害の影響と消費税などの増税の影響で支持率が低下することなど起こります。未然の調整が6月頃生じる可能性がありますが、選挙が関連しているでしょう。

国民の8%から8.5%は野党支持のようです。その野党は四分五裂です。仲間だと思っていた人が抜け出し別のグループ、政党に入るなど起こるでしょう。野党の一部の党首や政治家の特徴に、思慮深く慎重に考えて行動すること、宗教的な側面や理解があり、役職で成功する人物がいるようです。

● 統一地方選挙
変動、動乱の年です。統一地方選挙や補選、国政選挙を通して一部の地方の政治地図に変化が生じます。政府与党が地方では力を弱めますが、地方に強い野党は国政では弱い傾向があります。

● 参議院選挙
参議院選挙公示は7月4日 開票は7月21日と、当初の予定通りになりやすいです。

国政では与党が強いです。選挙では権力を長期的に持った熟練した政治家の落選が生じる傾向が出ています。立候補せずに党のために尽力する高齢の熟練した政治家の活動に国民の関心が集まることがあります。支持率上昇に貢献します。

● 国民の傾向
今年の日本国民は、経済問題、天皇交代、オリンピックの準備、年金や手当、教育費、外交、治水、境界線(領土や何らかの境界)、災害対策などに強い関心を示すが故に、政治に関心を持ちます。貧困の原因と改善方法を探ります。地方税と教育費、教育そのものへの関心、傷病、人や家畜などの健康問題と向き合います。

今年も強い自然災害が出ています。争いや戦い、経済問題の印もあります。(詳細別途下記)。
災害については国全体としての立ち直りの力強さが出ていますが、該当したところは実際にはとてもたいへんです。海外との連携も見られます。治水は前年以上に各地で課題になります。増水や水難だけでなく、干ばつや冷害対策が必要になりやすいです。

インド、パキスタン、バングラディッシュなど今年は水害と土砂災害が起こりやすいようです。戦闘が拡大する国があります。在住者や渡航者など邦人が影響を受けます。

● 国民生活
隠れた貧困の拡大があります。格差が出ています。この部分が内閣の弱みにつながるようです。

子供の貧困と教育の機会均等が改めて出てきます。
貧困者の健康、治療の問題は子供、青年から老人まで全世代が対象になります。

● 経済
増税の影響で商品の値上げがありますが、国民生活全般が冷え込むためそれを緩和するために自然に消費促進の価格低下が起こります。
企業の規模に関係なく、倒産が生じます。

今年も自然災害の影響で、予算の見直し、修正など生じやすいです。

郵送、宅配、通信、乗り物に関与するところで、資金難が生じ経営の調整がありそうです。

● 外交
他国との関係では、どちらか片方に優位に物事が運ぶ傾向があります。
政治的な交渉がある場合には社交辞令に留まる傾向があります。 天皇の交代の行事のような式典や祝賀行事全般について、政府と他国との関係はよく、特に日本国民の存在と歓迎により和合が生じます。

● 天候、自然
水の害、干ばつ、強風、突風、濃霧、低温、高温(灼熱)、土砂災害、地震、大規模な地滑りなど生じやすいです。地滑りや地面や家屋の崩落は地方ではなく、都市部の老朽化した箇所でも起こり得ます。海と山の両方で災害など生じやすいです。火山では前年までに噴火のあったところは特に注意が必要です。

前年に引き続き今年も地震があります。地滑りを含め年間気を付ける対象です。

自然災害は東京から見て東南東から南西の広域、北東でも特に北北東、北北西で起こりやすいです。東京を含む関東も対象です。備えておくことが大切です。

今年も低温と高温の害が生じやすいです。地域差がありますが東京からみて南北の両方の領域が対象になりやすいですが、春分図だけでは特定しきれません。

冷害、低温の影響で今年も前年と同様かそれ以上に動物や植物の衰弱と死、感染症の拡大が懸念されます。国民生活と食生活はもとより、何よりも該当産業と関与する人たちへの影響が大きいので今年もケアが必要です。

春は渇水と増水、霜、低温、冷害、霧の害があるでしょう。気温の落差があります。
夏は雨、雷、雹、台風、強風の害、高温(灼熱)、干ばつが生じます。霧、雨など水の害による見通しの悪さ、音の遮断、通信障害により警報が把握し難い状態など一部に起こる可能性があります。
秋は夏と類似した水や風の害が見られるでしょう。大雨、土砂災害、台風、地震への備えも必要になるでしょう。北側など少し強い地震が起こりやすい時期です。
冬は低温、冷害の傾向が強いです。極寒の表示があります。大雪、雪崩、凍結によるインフラへの害などが懸念されます。水道、エネルギー関係や発電所関係、通信関係も対象ですがこれらの場所は年間気を付けるべき対象です。

航空機事故、飛行場、高架橋、高圧線、電線などに影響がでることがあります。
災害によるエネルギー関係の設備の不調、通信障害と、通信衛星への影響(電磁波か)、もう一つは人為的な機器のウイルスなどによる通信障害の両方が懸念されます。

● 健康と衛生
腸、横隔膜、下腹部の病が増えるようです。寄生虫病、食中毒、腹部に間する感染症があります。
足や靴に関する健康問題も出てきます。膝の痛み、脚の筋を伸ばすことの大切さ、下半身を動かすことによる腹部の健康改善など話題になりやすいです。話すこと、聴力や耳の病なども一部で出て来るでしょう。

血管、血圧、心臓病、動脈硬化、糖尿病と、運動不足の話題と対策がよく出てきます。
貧困、運動不足、栄養不良の因果関係が取り沙汰されます。
手足口病の流行などありそうです。それとは別に、手や足、くしゃみや咳などによる感染拡大が見られます。口腔衛生など必要になるようです。

上記の傾向とは別に、馬などの四足動物、乗り物、スポーツなどによる怪我なども多くなります。
四足動物、小さな虫や生物で感染の印が出ています。動物が感染する、虫により人が感染することなど起こり得ます。外来種があります。野山や海で刺されるものにも注意します。ヒルの類も表示があります。対象や可能性が多くありますが、適切な服装で出かけることが大事でしょう。

● 農業や酪農、自然界の動物
家畜、家禽の健康、感染症予防、飼育環境の維持や改善が課題になります。
肉や魚の輸出入で衛生状態、安全性、公平さなどの問題が出て来るようです。

田畑では一部で水の害(水害と干ばつ)と不作、感染症が懸念されます。
今年は高温と低温で生育の悪い場所、せっかく育っても刈り取る前に水害の影響が出るところがあるようです。国内の食に影響します。

飲食物の売買をする市場のような環境での汚染と安全が注目され、内外に情報が発信されます。

野生動物、外来種、感染症の問題が出てきます。水鳥だけでなく、四足動物なども対象になるようです。輸入肉だけでなく輸入する生物も取り扱いに注意が必要なのでしょう。密輸が問題になることも出ています。少々悲劇的で、取り締まりが強化されることになるでしょう。

● 汚染問題、原発関連
原発の安全性の確保の重要性が改めてむき出しになります。以前に各界で活躍した人たちの忠言など出て来るかもしれません。

自然災害と原発問題は、人口の多い国での自然災害などが関連して生じやすいです。そのことで改めて日本が注目されそうです。

● 戦争について
前年同様、今年も近隣諸国との関係で緊張は生じます。国際法に訴えることがあるかもしれません。
海での小競り合いは生じやすいです。

アジアの一部での戦闘が、一部の国の中で破壊的な状況を生みやすいです。南と北に位置する国ですが、そのことで日本が立場を明確する出来事があるように見えます。過去から緊張が生じているインド、パキスタン、中国などが該当します。朝鮮半島も引き続き問題が続きます。

● 治安
犯罪の低年齢化が進みます。年齢や職業に関係なく詐欺や薬物に関与する人が増えます。
人目につかない領域で慎重に陰湿な犯罪に手を染めるケースが出て来ます。
通信機器、手紙、訪問などによる犯罪が増加します。飴と鞭で人を追い込んでいくようです。

恐喝、詐欺による資金回収は、国内、海外の犯罪者や犯罪組織の資金源になり今後の日本の治安に影響を及ぼす芽となります。

通信、情報、金融関係などのセキュリティの破壊が見えないところで爆発的に増えている途上で、その経過が今年の春分図に表示されています。警察や公安以外に対抗する企業でしょうか、合法的な組織による対応が見られますが、対処が追い付かないほど増加しているようです。

情報漏洩、軽率な情報の譲渡の問題、海外に情報が流出する問題が生じます。

● 不正
税金に関する不正の摘発が増えるようです。
機密事項や資産の不正な国外流出が知られることがあるようです。

● 芸術・スポーツ
ダンサーでしょうか、外国で成功する日本人、おそらく女性が出現します。
スポーツ選手の活躍が目立ちますが、脚の怪我、骨折などご注意ください。疲労に注意です。

● 学校教育
子供の貧困、疾病、感染症などが生じやすいです。子供と教師を含んだ学校全体の悩みがあります。
低学年ほど悩み多き学校となり、報道を通じて問題に向き合う機会があります。

● マスコミ、報道、インターネット
国家行事の影響か、かなり慎重に情報を発信するマスコミ、報道の表示があります。
若手や研究者、努力をしている人たち、成果を出した人に関する報道が増えるようです。

SNSのような少し閉鎖した場所に変容があります。情報、画像、動画、が大きく流出することがありますが、機密情報が含まれることがあります。各自で情報管理する必要があります。流出元は個人や組織、報道関連、もしかすると政府関連組織ということも起こり得ます。慎重な扱いで難を防ぎます。

2019年3月17日23時00分 新規 森谷リリ子

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